女優杏(33)俳優東出昌大(31)夫妻が今月上旬から別居していることが22日、分かった。結婚から丸5年。「おしどり夫婦」と思われた2人に大きな危機が訪れた。

別居は同日、ニュースサイト「文春オンライン」が報道。同サイトは、東出は現在都内の単身者向けマンションで生活していると報じており、別居原因が、東出の女優との不倫問題だったことにも言及している。

東出の所属事務所は同日夜、報道各社にファクスでコメントを出し、文春報道について「書かれている事柄はほぼ事実」とした。そして「東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄。どのように非難されても弁解の余地はありません」と続けた。

東出の現在の様子については「このような事態になったことに対して責任の重さ、失ったものの大きさを実感し、ひたすら後悔にさいなまれ苦しんでおります。信頼を回復するには気の遠くなるような時間と努力が必要」とした。

別居から離婚可能性も連想されるが、事務所は「別居は離婚へ向かうものではなく、修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております」とし、東出本人はあくまで“復縁”を目指すつもりであることを説明。「厳しい道とは思いますが、東出が夫として、父として家族を再生するために自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかない。その道程を厳しく見守ってゆく」とつづった。東出本人の直接のコメントがなかったことが、事態の深刻さをうかがわせた。

杏の所属事務所は日刊スポーツの取材に対し「別居は事実。夫婦間のことなので、別居の理由などプライベートについてはお答えする立場にありません」とコメントした。

杏と東出は13年のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での共演をきっかけに交際スタート。15年元日に結婚し16年に双子の女児、17年には第3子となる男児が誕生した。自宅に友人を招いて2人でもてなしたり、協力しながらの育児など仲良しエピソードも多く、おしどり夫婦とみられていた。

東出はテレビ朝日系連ドラ「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」に主演中。映画「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」の公開も5月に控える。CM契約は複数あり、自身が招いたとみられる“危機”が仕事へ影響を与える可能性も懸念される。