ヴィジュアル系ロックバンドDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)が26日、ロシアのサンクトペテルブルク公演を行った。

今回の欧州ツアーは25日の1年半ぶりのモスクワ公演でスタート。今年のロシアは暖冬に見舞われ、モスクワ、サンクトペテルブルクともに雪はなし。モスクワでは今月17日の最高気温が4・4度と、1925年以来95年ぶりに1月の観測史上最高を記録した。

ギターのDieは「東京より少し寒いくらいですね」と、思わぬ“暖かさ”に戸惑っている。真冬のロシアとあって、防寒具を大量に用意したスタッフは「輸送経費が高いので楽な半面、もったいないなぁ」と苦笑いしているという。

「TOUR 20 This Way to Self-Destruction」と銘打たれたツアーはフィンランド、ポーランドを含む全6カ国10カ所で開催される。