タレントの武井壮(46)が、芸能人の不倫報道に関する発言への反論を受け、あらためて真意を説明した。

武井は俳優東出昌大の不倫報道が世間を騒がせる中、26日にツイッターで「不倫の記事ってさ、当事者が自分から怒って公にする以外必要ある?」と疑問を呈し、「(不倫を)された側が望んだ場合以外での公表は子供含め当事者の不利益が多過ぎだよ」としていた。

28日にフェイスブックを更新し、自身のツイートに対して「芸能人はいいことばかり報道して嫌な事は目をつぶれっていうのか?」などといった反論が寄せられたことに言及した。

武井は「不倫を肯定している訳ではなく、タレントの仕事をしているならするべきでない事は明白だと認識しています」と前置きした上で、「最近の不倫関係の記事はその家庭の内情や配偶者のその後の平穏、お子さん達の生活や環境の変化、そうしたものにまるで配慮が無い間違えた正義なのかなんなのか、異常な処罰感情を煽る矛として横暴に振りかざされていることがあると感じています」と私見を述べ、「たとえば、不倫があったとして、それ自体は良くないがお互い事実を受け止めて話し合いを重ねて『良い関係』を手に入れる夫婦もあるはず、不貞を働いたのが夫の場合もあれば妻の場合もあることも当然含めて。そして子供の人生を慮って公表を控えたいと強く願う家庭もあるはず、芸能人だとしてもです」と、自身のツイートの真意を説明した。

また、不倫報道について「世間が見たがる商品であるとも理解します」とした上で、「でも、その中にはまだ『家族の中だけで解決しなければ壊れてしまうもの』が多く存在するのではないか?と思います」とし、「様々なことを慮って、まずは『その家庭が導き出す答え』を待ってから取材をして事後に『不倫』が原因で『離婚』に至ったことを報じ、当事者はそれに対して謝罪する、契約違反があればそのペナルティを履行する。そして配偶者や家族に可能で相応の責任を果たす。最初にそれを見つけた出版社が報じることを全員が慮って、先に出したもの勝ちの風潮は回避できませんか?」と問い掛けた。