大泉洋（46）小池栄子（39）が29日、大阪市内で、ダブル主演映画「グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～」（成島出監督、2月14日公開）の先行上映会の舞台あいさつに登壇した。笑いの本場・大阪で2人は軽妙な掛け合いトークを繰り広げ、笑いをとった。

太宰治の小説「グッド・バイ」を翻案した舞台の映画化。戦後の復興期、妻がいながら浮気を繰り返す文芸誌の編集長、田島周二（大泉）が、大勢の愛人との関係を清算するために、強欲な美女・キヌ子（小池）に頼み込んで偽夫婦を演じたことから巻き起こる騒動をコメディータッチに描く。

小池が「よくしゃべり、よく食べ、よく笑う」と話すと、大泉は「子どもみたいじゃないですか」と苦笑い。映画のプロモーションで多くのバラエティー番組に出演してきたが、夫婦漫才のように2人の息はぴったり。大泉は「変な充実感がある。俳優が感じるべきではない達成感を感じている」と打ち明けると、小池は「月に1、2回でもいいので、ミニ番組の依頼が来ないかな。どこかの枠を下さい」と“コンビ結成”し、新番組を熱望。「大泉さんとロケに行ったり、スタジオに芸人さんを招いたり」とマル秘プランを明かすと、相方の大泉は大爆笑し「僕らが、芸人さんを招くの！？」と突っ込むと、会場は笑いに包まれた。

小池のアシストを受け、絶好調モードの大泉は「NGK（なんばグランド花月）の舞台に立ちたいな。お笑いの殿堂ですが、期間限定とは言え、たくさんのバラエティーにも出演した。諸先輩方にあいさつして、NGKの舞台に立たなアカン」と宣言した。