秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントの本西彩希帆(21)が、舞台「機動戦士ガンダム00 -破壊による覚醒-Re:(in)novation」(7月17日初日、東京・新国立劇場中劇場)に出演し、ルイス・ハレヴィ役を演じることが4日、分かった。昨年2月に上演した舞台「機動戦士ガンダム00-破壊による再生-Re:Build」の続編となる。

原作のアニメ「機動戦士ガンダム00」は、07年10月から放送された「ガンダムシリーズ」の1つ。作中に西暦表記を取り入れ、現実世界から300年後を舞台としたリアリティーあふれる世界観と緻密な人間関係を生みだしたヒット作だ。昨年2月上演の舞台「機動戦士ガンダム00-破壊による再生-Re:Build」は、アニメの世界観を表現しながら、舞台オリジナルの要素を盛り込み、大好評を博したという。

本西は、今作からの新キャストとして出演する。「前作を観ていたので、お話をいただけた時、飛び上がるほどうれしくて驚きました」と振り返った。「ルイスのようなキャラクターを演じさせていただくことが初めてなので、自分自身とルイスと作品としっかり向き合い、見に来てくださる皆さんに最高の舞台をお届けできるよう精いっぱい頑張ります! 劇場でお待ちしております」と意気込んだ。

プロ野球オリックスなどで活躍した本西厚博氏(57)を父に持つ本西は、17年8月に劇団4ドル50セント旗揚げメンバーとしてお披露目。昨年ミュージカル「薄桜鬼 志譚」、舞台「家庭教師ヒットマンREBORN!」「けものフレンズ」「暁のヨナ ~烽火の祈り編~」などに出演。来月11日から上演の舞台「ゾンビランドサガ Stage de ドーン!」(東京・草月ホール)でもメインキャストの源さくら役を務めるなど、「2・5次元」作品の出演が続いている。

同作には橋本祥平、鮎川太陽、窪寺昭、松村芽久未らも出演する。