NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の6日に放送された第106回の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)の息子の武志(伊藤健太郎)は高校2年生で進路に悩んでいる。喜美子には大学に行ってほしいという気持ちがあるが、武志と真剣に進路について話し合うきっかけがつかめない。ある夜、武志がなにげなく、ろくろに向かう。そんな姿を、喜美子は目を細めて見つめるのだった。