女優橋本環奈(21)が6日、都内で、第44回エランドール賞授賞式に出席し、新人賞を受賞した。

「こんなに名誉ある賞を頂けるとは思っていませんでしたので、ありがたいです」と素直に喜んだ。11年で初出演した映画「奇跡」が女優の原点となった。「右も左もわからない中、女優としてやっていきたいとあのとき思いました。刺激をもらい、今の私が形成されたと思っています」とし、「今後も無我夢中で作品作りにまい進していきたいです」と語った。

その映画「奇跡」でメガホンをとった是枝裕和監督が祝福に駆け付けた。是枝監督は「初めて会ったとき環奈は小学生でした。今と同じ雰囲気で心の中におっさんがいて」と笑った。その当時、「絶対成功するからがんばりな」と声をかけたという。「自分の目は正しかったです。環奈についてはなんの心配もしていません」と祝福した。

両親にも感謝した。「何1つ反対されたことがなく、私が出る作品も全てチェックしてくれています。今日も母からがんばってとメールが来ていました」とほほ笑んだ。