俳優小沢征悦(45)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パパがも一度恋をした」(土曜午後11時40分)の8日放送の第2話の視聴率が3・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と10日、分かった。前回の2・9%より0・2ポイント、アップした。通常より10分遅れの午後11時50分開始だった。

名古屋地区は4・3%、関西地区は4・9%だった。

3年前に最愛の妻・多恵子(本上まなみ=44)を亡くした山下吾郎(小沢征悦45)。ショックを引きずり自分の部屋に引きこもり続けている吾郎を、1人娘のトモ(福本莉子=19)は心配していた。そんなある日、2人の前に「多恵子」と名乗る全裸のおっさん(塚地武雅=48)が現れる。原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された阿部潤氏の同名マンガ。

第2話で、死んだはずの妻(本上)が、おっさん(塚地)の姿で生き返り生き返り、戸惑うばかりの吾郎(小沢)。見た目はおっさんでもしぐさや料理の味は、最愛の妻・多恵子そのもの。もだえ悩む吾郎に、破天荒な、いとこのトカレフ(塚本高史)がとんでもない助言をする。本当の奥さんかどうか確認したければ、やっちゃえばいいと。

一方、娘のトモ(福本莉子)は、おっさんがママだなんて受け入れられるはずもなかった。さらに一抹の寂しさを感じるトモ。おっさんが家に来てから、家事はおっさんが全部やってくれている。それ自体はありがたいものの今まで3年間、家族のために自分がやってきたことを取られたような気持ちになっていたのだ。自分なんて、この家に必要ないんじゃないかと思い悩むトモ。そんなトモの様子におっさんは気付く。

トモの気持ちも知らず、おっさんと“愛の国ガンダーラ”に行くため、デートなどで距離を縮めようとする吾郎。しかし、そこには越えられぬ大きな壁があった。人は見た目か中身か? 奇跡の愛の物語。