公開中の映画「嘘八百 京町ロワイヤル」のヒット御礼舞台あいさつが12日、都内で行われた。

中井貴一(58)佐々木蔵之介(52)の主演コンビが骨董(こっとう)品を巡ってだまし合いを繰り広げるコメディーの第2作。今回は広末涼子(39)が着物美人役で参入した。

佐々木は「人が集まるところに行かないようにという風潮の中で、これだけの人が来てくれてうれしい」と満員の客席を前に笑顔を見せた。

広末は「姪っ子が『パラサイト』の後にこの作品を見て救われた気になったと言ってました。深く感想を語れるわけじゃないけど、単純に明るい気持ちになる作品です」と明かした。

中井は「確かに『パラサイト』『嘘八百』『パラサイト』…の順で繰り返し見ると楽しめるかもしれません。さっき宣伝の人から3人ともネガティブなことを言いがちだから前向きに、と言われたのに広末さんの発言ってネガティブな匂いがしない?」と笑わせた。

佐々木も「確かに前情報なく、サクッと見たら楽しめる作品。これって前向きだよね」と続けた。