2020年限定で復活した伝説のロックバンド「横浜銀蝿40th」が14日、ラジオ文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)の生放送にゲスト出演した。結成40周年を迎え、37年ぶりに復活。4人そろってメディアに生出演するのは初めて。

横浜銀蝿は3人で活動を続けていたが、今回ギター担当で、現在ベルウッド・レコード代表取締役社長を務めるJohnnyが37年ぶりに参加し「横浜銀蝿40th」としての活動を再開した。

ボーカル翔、嵐、TAKUは革ジャン姿だったが、Johnny1人だけジャケットで登場。パーソナリティーの大竹まこと(70)が指摘すると「ちょっと午前中会議があったんで。歌って踊れる代表取締役なもんで(笑い)」とビジネスマンとしての一面をのぞかせた。

金曜パートナーの作家室井佑月さん(49)は、元々横浜銀蝿のファンで、この日の放送でも“横浜銀蝿ファッション”で登場。「どうして1年限定なんですか?」と迫ると、翔が「(Johnnyが)代表取締役なんで、そんなにやってると会社つぶれちゃう(笑い)」「去年の年末に、横浜銀蝿40thのファンクラブの集いをやったんです。そこで初めて久しぶりに帰ってきたJohnnyをファンの子が見にきたんです。もう10分間あったら8分間Johnnyを見てますからね。目がみんなJohnnyの方を向いてました。腹立ちますね」と人気の高さをうらやんだ。

一世を風靡(ふうび)した当時と変わらぬ迫力でスタジオ入りした4人のメンバーに、大竹は「あれから約40年。多少衰えがあるんじゃないかなと思って見回してるんだけど、衰えてませんね、髪の毛は!」と問いかけた。

翔は「横浜銀蠅っていうのは、リーゼント・サングラス革ジャンがお決まりのスタイルで、デビューして解散するまでの3年3カ月ずっと同じ格好してた」と説明した。

「横浜銀蝿40th」としての活動について、翔は「Johnnyと一緒にできるとは思ってなかったから、この2020年にそれができたことがうれしい」、TAKUは「他からどう思われるかより我々が楽しんでいるかどうかがポイント」、嵐は「このメンバーだと悪巧みできそうだなって思います」。Johnnyは「全開、飛ばしますよ!バリバリに!」と熱い思いを語った。