「コンフィデンスマンJP-ロマンス編-」で長沢まさみ(32)が主演女優賞を受賞した。黒のドレス姿で登壇し、笑顔で賞状を受け取った。

テレビドラマから映画化された同作品シリーズでは、破天荒な天才詐欺師ダー子役を演じた。「昨今はいろいろな情報が錯綜(さくそう)して、何が本当でうそかわからないことがあります。ダー子を演じる上で、彼女は自分で見たものを、自分なりの信念をもとに行動するキャラクターで、演じる度に、そんな姿に勇気づけられました。私もダー子のように信念をもって生きていきたいです」と話した。

同作品の続編となる「プリンセス編」は、5月1日から公開も控えている。「ドラマを撮影してからこの世界にどれだけ長くいられるんだろうと…。でも幸せな時間で、この作品を一緒に作り上げた、愛すべきスタッフ、愛すべき共演者、愛すべきコンフィデンスマンと一緒に作ってきて、この賞がもらえたと思います。本当にうれしいです」。今年、デビュー20周年を迎えるが「この作品が大好きなので、この世界が続いたらいいのにと思っています」と作品愛を語った。

この日司会を務め、NHK大河ドラマ「功名が辻」でも共演した舘ひろしからは「あの美貌と笑顔には、僕も1度ダマされてみたいなと思いました」。門脇麦からも「ドラマから好きで見てました」と明かされ、さらに笑顔になっていた。

長沢は、10代、20代で助演、30代で主演と3度目のブルーリボン受賞となった。