俳優堺正章(73)が18日、横浜市内で、横浜に縁の深い、ゆきぽよ、楓と「みんなでヨコハマ花博招致!推進協議会」の発足式に出席し、27年に横浜で花博が開催され、盛り上がることを願った。発起人の1人の堺は「27年まで冷めないような情熱が会場にあふれていた。大成功に終わらせたいという気持ちがつのった」と語った。

会場では、司会の福沢朗から、花博招致の関連イベントとして、ビリー・アイリッシュやブライアン・アダムスの公演が紹介され、ボン・ジョヴィやビヨンセらの公演も実現に向けて調整が始まったことも明かされた。

堺は「うそじゃないだろうね」と驚くと「実現したらすごい」と感激。また「ビッグアーティストの名前が出ると3人はしょぼく見える」と言いつつも「ぜひ見に行って、花博を盛り上げる気持ちになりたい」と語った。

また、「花のメッセージはすごく強いもの。一番感じたのは、ある国の内戦で、兵士が銃の先に花を一輪さした映像。戦うことよりも平和をみんな望んでいるということを、1輪の花がとても強くメッセージを放っていた。すごく感動した。もっと平和に、もっと地球がいい環境になるように進んでいってくれたらうれしい」と語った。

堺は鎌倉出身。約60年前、父の運転する車で東京に行く際には横浜が中継地点だったと紹介。「第一京浜あたりにドライブインがあって、アメリカ式の店で、ローラースケートを履いた女性が注文を取りに来た。そこに寄るのが楽しみでした。そこで初めて飲んだのがコカ・コーラ。初めて食べたのがハンバーガー。アメリカを思わせるような、つまり横浜は国際文化が根付いている所」と横浜の思い出も紹介した。