NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の19日に放送された第117回の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、子育てを終えた自分の行く末を思う喜美子(戸田恵梨香)。夢中で作ってきた作品が誰かの人生を豊かにしているという、アンリ(烏丸せつこ)の言葉が心に残る。アンリは頼んだ花瓶が完成したら美術館巡りにパリに行くという。喜美子も誘われる。

一方、武志(伊藤健太郎)は信楽窯業研究所で、次世代展への出品をすすめられる。また、喜美子と八郎(松下洸平)が食事をしたことに子どものように喜ぶ。武志に気を使わせていたことを申し訳ないと思う喜美子だった。