女優、杏(33)が18日、都内で行われた文化庁主催イベントに参加した。夫、東出昌大(32)と女優唐田えりか(22)の不倫が伝えられて以来初めて公の場に姿を見せ、今後について「ゆっくり考えさせていただきたい」と語った。関係者によると、具体的な話し合いはまだ行われていないという。

フォトセッション終了後、ステージ袖に待ち受ける取材陣からコメントを求められた杏は、戸惑いながらも1歩進んでカメラの前に立った。「この場に関係ないことで恐縮です。いろんな方にご迷惑をおかけし、お騒がせしてしまって申し訳ありません」と、謝罪から口を開いた。

穏やかながらもしっかりとした口調で「今後のことにつきましては、これからゆっくり考えさせていただきたいと思っています。小さな子どももおりますので、どうかそっとしておいていただければと思います。何か決まりましたら、自分の方からもご報告させていただきます」と語り、丁寧に一礼してステージを後にした。

杏にとっては、1月22日に東出と唐田の不倫による別居が報じられて以来の公の場となる。白いロングワンピース姿で笑顔をみせたが、左手薬指に指輪はなかった。

不倫発覚後、東出の所属事務所は「書かれている事柄はほぼ事実」と認め、別居について「離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております」と説明している。関係者によると、杏が「これからゆっくり考える」とした通り、まだ話し合いは始まっていない状態という。

この日は、日本文化を世界に発信する「文化プログラム参加促進シンポジウム」にゲストとして出席。宮田亮平文化庁長官から、歴史好きな“歴女(レキジョ)”と紹介され、「緊張がとれました」と笑顔でトークを繰り広げた。大好きな幕末のテーマでは「いま私は近藤勇の享年と同じ年なんですけど、私は今までちゃんとできているのかなって、私も頑張らなきゃという気持ちになれる。一瞬一瞬を生きていかないといけないんだなあと勇気をもらえる」と話していた。同シンポジウムには古坂大魔王、中川翔子も出席した。