宝塚歌劇雪組公演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(3月22日まで)が21日、東京宝塚劇場で幕を開けた。84年に公開されたロバート・デニーロ主演のギャング映画の世界で初めての舞台版で、脚本・演出は小池修一郎氏。

主演の望海風斗は先日、10月の退団を発表したばかり。「恋愛は映画よりドラマチックに描かれていて、1回でも分かりやすいように工夫もしています。映画で画面いっぱいのデニーロの表情を、舞台で表現するのが難しかった」と話せば、同じく退団発表した真彩希帆も「丁寧に大切に公演したという思いが、(退団発表で)より深まりました」。