中居正広(47)は21日、都内で開いたジャニーズ事務所退所発表会見で、16年末に解散したSMAPメンバー間の「不仲説」に言及した。また会見は、バラエティー番組のごとく自身が仕切り、笑いをまじえて盛り上げた。

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中居は会見で、16年1月から解散まで、各所に広がった騒動について「SMAPって、やべえグループだと思いました」と振り返った。同年末にグループは解散し、結果として中居はジャニーズ事務所に“残留”する形となったが「いろいろと模索しました。1人で出た方がいいのかとか、いろいろな話し合いの中で、それぞれの決断になった。自分のことはもちろん、残ることが(新しい地図の)3人にとっても会社にとっても…と思って残った。その決断がミスだったのかどうかは分からないです」。

また、一部で報じられてきたメンバー間の不仲説については「なんで知ってるんだろうと思っていました」と冗談交じりに話し、当時の報道についてもあまり見ていなかったといい「まあ不仲でいいんじゃないですかね? 本人たちが(実際)どうか分かっていればいいことなので。あの騒動を経験したことは、貴重な経験でした。報道で出ることを敏感になっていた時もあるけど、それが積み重なると鈍感になる。不仲でいいんじゃないですか? 細かいところ詰めるときりがないので」と話した。

今回の独立に関しては、木村拓哉(47)をはじめ、すでに退所した稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛のメンバーには、前日20日にメールで報告したといい「(返信は)人それぞれですけど、遅くてまだ来ていないメンバーもいれば、のんきな感じの返事もあって。剛くんは、返事は1行くらい。なんだこれっていう内容だったり…(笑い)。昔からそんなにべったりではないですし、しばらく連絡しない期間もありますし。半分くらい来て、半分こない感じですかね」と明かした。

ジャニーズ事務所に残ることになる木村との溝は、いまだに深いといわれている。中居は会見で、木村について聞かれ「やりたいこともやってるし、芝居もやってるし。思いは…直接言います」。また一部で、木村のソロライブに中居が来場したという報道があったが「行ってません。ファンクラブに入ってないと優先的に入れないと聞いたので」と冗談を交えつつ否定した。

※なぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀