広島県尾道市で28日から開催予定だった「尾道映画祭」が、新型コロナウイルスの影響で中止になった。24日、同映画祭実行委員会が発表した。

オープニング作品は、尾道市で生まれ、同市を舞台にした作品で知られる大林宣彦監督(82)の新作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」(4月10日公開)で、大林監督は舞台あいさつに登壇予定だった。3月1日には大林監督の尾道3部作「さびしんぼう」「時をかける少女」「転校生」の特別上映も予定されていた。

尾道映画祭は今年で4年目。公式サイトには作品上映、対談、ライブなどさまざまな企画が掲載され、大林監督はじめ、佐野史郎、オダギリジョーら、多くのゲストも告知されていた。