俳優の竹内涼真(26)主演のTBS系ドラマ「テセウスの船」(日曜午後9時)の第6話が23日に放送され、平均視聴率が13・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

同ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)連載の東元俊哉氏による同名漫画の実写ドラマ化作。竹内演じる主人公の田村心が、警察官の父親(鈴木亮平)が起こした連続殺人事件の謎を追い、事件直前にタイムスリップし、過去を変えるタブーに挑む本格ミステリー。

第1話から視聴率は11・1%、11・2%、11・0%、11・0%、11・8%だった。

第6話の内容は、田村心(竹内涼真)にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平)の無罪の証言者・松尾紀子(芦名星)が、木村さつき(麻生祐未)によって殺害された。姉の村田藍(貫地谷しほり)の話から音臼小事件の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く……。そして、事件を嗅ぎ回るなという警告が。

それでも心は由紀(上野樹里)と協力して、事件の真相へと迫っていく。木村みきお(安藤政信)に渡されたさつきの手帳と、文吾の記憶をヒントに事件の真犯人へとたどり着く手掛かりを得る。しかし、それは心を陥れる真犯人の罠だった。そして、ついに真犯人から心に招待状が届く。心は命と引き換えに真犯人に会いにいくことを決意する。