国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が全国の小中高校に臨時休校要請を出したことに「あまりの場あたり感と相場感のなさに言葉を失った」とつづった。

三浦氏は28日、ツイッターを更新。臨時休校要請の報道を受け「頭を抱えた。私が…というのではない。娘は夏休みにはいつも出社して、オフィスで猫と遊んでいる。私が想像したのは、数多くのギリギリで働いているお母さんたちのことだった」と書き出した。

「シッターさんを雇う余裕もないひとたち。余裕があっても、前もって計画しなければ、来週から手配できるわけもない。学童に一月いれば息がつまる。あぶなくてひとりで家には置いておけない」と、学校が休校になることによる弊害について指摘。政府の対応に「あまりの場あたり感と相場感のなさに言葉を失った」とした。

続けて「だから、せめて近所で助け合いをすることにしようと思った」と三浦氏。「さまざまな物を注文し、オフィスに何人か子どもがいられる環境を整える。仕事のスタイルを少し変える。私にできることはごくわずかなことなのだけれど、周りのお母さんと子どもたちに笑う余裕があるように、と。これから毎週、オフィスで子ども祭りしますよ。いつもあなたたちをまず大事にしたいから」とつづった。