日本テレビは6日、今年4月期の番組改編を発表した。

水曜午後7時の「衝撃のアノ人に会ってみた」の後番組として、15年から不定期放送されてきたお笑い番組「有吉の壁」を、有吉弘行(45)佐藤栞里(29)がMCを務め、レギュラー番組としてスタートさせる。

また、みのもんた(75)が番組から勇退した「秘密のケンミンSHOW」は、爆笑問題の田中裕二(55)が新MCに就任し、同枠の木曜午後9時で「秘密のケンミンSHOW極(きわみ)」としてリニューアルする。

日曜午前に、「潜在コア層」と呼ばれる在宅している若年層をターゲットにして、改編が行われた。日曜午前7時30分の情報番組「シューイチ」と、嵐の二宮和也(36)がMCを務める日曜午前10時25分からの「ニノさん」がそれぞれ30分拡大。“お笑い第7世代”と呼ばれるEXITや3時のヒロイン、霜降り明星、ハナコがレギュラーを務める新番組「第7キングダム」が日曜午後0時45分からスタートする。

田中宏史編成部長は「地上波タイムテーブルの『新化』と『深化』と、テレビを『オフからオン』にして頂ける、積極視聴コンテンツの編成をテーマに改編を決定いたしました」と今回の改編のコンセプトを話し、「大きな点としましては、水曜の19時枠で、定期的に特番で放送してまいりました『有吉の壁』を編成いたします。平日の19時台という時間帯ではございますが、あえて純度100%の“お笑い”番組の編成にチャレンジします。親子でテレビを見て頂く事に加え、配信でも楽しんで頂ける内容を考えております。是非よろしくお願い致します」とコメントを発表した。

改編率は全日帯(午前6時~深夜0時)が5・8%、ゴールデン帯(午後7時~10時)が9・2%、プライム帯(午後7時~11時)が15・8%。

当初、この日に東京・汐留の日本テレビで会見が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となった。