新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催となっているピン芸人日本一決定戦「R-1ぐらんぷり2020」(8日午後7時、フジ系)で、視聴者投票として、テレビのデータ放送による「dボタン投票」とツイッター投票が行われることが6日、制作のカンテレから発表された。

決勝と敗者復活戦の一般客の来場を中止していたが、視聴者の声をより反映させ、番組を盛り上げるために、視聴者投票の実施に至った。

「お茶の間d投票」では、ファーストステージの各ブロック終了後、テレビのデータ放送画面に選択肢が表示され、リモコンのdボタンにより、最もおもしろかった人に1票を投票することができる。ツイッター投票では、公式アカウントから投稿されるアンケート機能により投票できる。d投票、ツイッター投票のそれぞれにつき、1位に3ポイント、2位に2ポイント、3位に1ポイントが加算され、審査員の票と合算。最も得点が高かった人がファイナルステージへ進出する。

各ブロックを勝ち上がった3人によるファイナルステージでも同様の審査を行い、優勝者を決める。

メルヘン須長、守谷日和、SAKURAI、マヂカルラブリー野田クリスタル、ルシファー吉岡、ななまがり森下、パーパーほしのディスコ、すゑひろがりず南條、ヒューマン中村、おいでやす小田、ワタリ119の11人が決勝進出。敗者復活枠を含めた12人で争われる。

カンテレの梅田一路プロデューサーは「ここまで厳しい予選を勝ち上がってきた芸人たちの『渾身(こんしん)のひとり芸』を、視聴者のみなさまにぜひご覧いただきたいと思います。お茶の間でテレビを見ながら、笑って、審査に参加して、ファイナリストたちに声援を送ってあげてください」とコメントした。