カンテレ「ちゃちゃ入れマンデー」(火曜午後7時=関西ローカル)の24日放送分の収録が7日、同局で行われた。MCを務める元同局の山本浩之フリーアナウンサー(57)の三男で、4月にアナウンサーとして同局に入社する山本大貴(23)さんが出演し、初の親子共演を果たした。

同番組は山本アナ、東野幸治(52)メッセンジャー黒田有(50)が司会の情報トークバラエティー。大貴さんの登場前に、山本アナは黒田から「この人はカンテレを裏切ったんですよ。カンテレがどれだけ度量が広いか」と、退社と息子の入社をイジられた。

大貴さんは小学生のときに学校から帰ってきてテレビで見た父の姿を見て無意識にアナウンサーにあこがれていたという。

収録では、父との早口言葉対決が行われ、大貴さんが山本アナに「小学生のときに『アナウンサーに一番向いてるのは大貴かな』と言ってくれてうれしかった」と手紙を送るシーンもあった。

大貴さんは「スポーツ、バラエティー、報道などいろんな場面で活躍できるアナウンサーになりたい」と話した。目標は同局の新実彰平アナ(30)だと言うと、父から「新実を育てたのは俺や」とツッコミが入った。

父の山本アナは頭髪ネタでイジられることが多く、大貴さんは「頭は似ないでほしい」と笑わせた。東野から頭皮チェックをしてるか聞かれると、「まだ」と答えた。

東野と黒田との共演に、大貴さんは「東野さんは本当におもしろくて、今日はすごくうれしい」。大貴さんが小さいときに家に行ったことがあるという黒田については「小さいときから知ってて、優しいというよりかはお酒飲んでワイワイ騒いでいらっしゃる」と、それぞれの印象を語った。

山本アナの長男は日本テレビの山本健太アナ(30)、次男は新聞記者。黒田は「誰か1人不良になってほしかった。『ハゲタカがタカを生んだ』みたいな」と笑わせた。

山本アナは「準備だけは常に周到にして番組に臨んでくれたら」と、先輩アナとして息子にエールを送った。