NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の10日に放送された第134回の平均視聴率が20・1%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)は1年の計画をたてて、今年は穴窯での作品作りをやめると宣言した。陶芸教室の日、陽子(財前直見)らが集まり一緒に楽しく陶芸に励んだ。一方、武志(伊藤健太郎)は、今飲んでいる薬を見て、自分の体調不良が気になり医学書を購入して調べた。そして医者の大崎がいる病院を尋ねたが、何も相談もせずに友人の真奈(松田るか)とのたこ焼きパーティーをするために家に戻った。そこに喜美子も訪れ、対面した真奈に動揺したが3人でパーティーをすることになった。真奈が帰る時間になり、武志が見送るために2人は家を出ていった。家に残った喜美子は武志の机にあった医学書を見つけた。付箋が付いていたページを開くと白血病の所に印があり、喜美子は病気に気付いているかもしれないと心がざわついた、という内容だった。