フランス・パリ在住のミュージシャンで作家の辻仁成(60)が、長男が通う現地の学校でも新型コロナウイルス感染者が出たことを明かした。

辻は13日、ブログを更新。学校から帰ってきた長男から「うちの学校でも出たよ、コロナに感染した子」と報告を受けたことを明かし、「ぼくは驚き、マジか、と訊き返した」と驚きをつづった。

フランスのマクロン大統領が国内の保育園や幼稚園、小中高校、大学を16日から当面休校にすると表明する前のことで、長男は「今は、コロナになった子のクラスだけ学級閉鎖になってる。でも、今すぐにパリ中の学校を休校にすべきだと思うけど」「だって、感染した子は食堂にもいただろうし、廊下を歩いていただろうし、どこかですれ違っていたかもしれない。それに、もっといるでしょ? 他の学校でも出ている。一人出たら、その子の周辺はみんなかかっている可能性がある。その子の親が感染源らしいけど、それくらいパリはやばい状態なんだよ、パパ。休校にならないわけがないんだ」と話したという。

また、同じくパリに在住する元フジテレビアナウンサー中村江里子も13日更新のブログで、子どもが通う学校で、生徒の保護者に感染者が出たことを報告。「わが家の子供とは学年が違いますが、こうしてはっきりとわかることで、クラスの子供たちや保護者の方が意識をもって日々の体調をさらに管理するようになりますし、まずはこの保護者の方が早く回復をされることを祈るだけです」とつづった。