14日に放送された小沢征悦(45)主演のフジテレビ系連続ドラマ「パパがも一度恋をした」(土曜午後11時40分)第7話の視聴率が2・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。前回の2・8%と同じだった。

初回から2・9%、3・1%、2・7%、3・1%、2・2%、2・8%、2・8%だった。

名古屋地区は5・0%、関西地区は4・3%だった。

3年前に最愛の妻・多恵子(本上まなみ=44)を亡くした山下吾郎(小沢)。ショックを引きずり自分の部屋に引きこもり続けている吾郎を、1人娘のトモ(福本莉子=19)は心配していた。そんなある日、2人の前に「多恵子」と名乗る全裸のおっさん(塚地武雅=48)が現れる。原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された阿部潤氏の同名マンガ。

第7話で、多恵子(本上)が、あと8日で天国に帰らなければいけないことが分かった。突然の告白に衝撃を受ける吾郎(小沢)とトモ(福本)。おっさん多恵子(塚地)は、多恵子の死後、落ち込んでいた吾郎に元気を取り戻してもらうために天国の神様に頼んでここにやってきたという経緯を皆に話す。

多恵子の愛を感じ、吾郎は余計に別れを受け入れられない。そんな中、トカレフ(塚本高史)から好きな娘ができたと協力を求められる。吾郎はそれどころではないと拒否し部屋に引きこもってしまう。

仕方なくおっさん多恵子が付いていくと、トカレフの恋のお相手はおっさん多恵子のパート先の同僚、姫乃樹ティアラ(綾乃彩)だった。トカレフは周囲から促されて意を決して、思いを伝えようとするが撃沈。ショックで橋から飛び降りようとしたところを、傷心で家を飛び出した吾郎に助けられる。

トカレフは吾郎に、吾郎と多恵子が憧れの夫婦だったと告白。おっさん多恵子がこの世にいるうちに、ティアラと、吾郎と多恵子のような最高の二人になりたかったのだと。