南海キャンディーズ山里亮太(42)が司会を務め、4月5日スタートのクイズバラエティー「山里亮太のまさかのバーサーカー」(ABCテレビ、日曜午後11時、初回のみ30分拡大=関西ローカル)の収録が14日、大阪市内で行われた。

各業界で活躍する人が芸人しか体験しないような過酷ロケに挑んだら、どんな潜在能力を発揮するかを検証する新感覚のバラエティー番組。単発番組として過去2回放送されていた。

収録を終え、山里は「(単発を)2回やって本当に笑い疲れた。それが毎週になるのは、ひたすらうれしい。ずっと見ていたい番組で、愛されたらいいな」と喜んだ。

初回は日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(80)、元横綱貴乃花光司氏の長男で靴職人の花田優一氏(24)が登場。

山根前会長は映画「ロッキー」の名シーンを熱演。生卵の一気飲みや、トレーニングシーン、本人いわく「65年ぶり」にボクシングの試合にも挑戦した。優一氏はサケの皮で靴作りに挑戦した。

スタジオではそのVTRから出されたクイズを、野性爆弾くっきー!(44)ロバート秋山竜次(41)インパルス板倉俊之(42)が大喜利で答えた。

優一氏の出演に、山里は「今回、太いパイプができた。そこからの流れで、お父さん出てくれないかな。ニューヨークに行って綾部を探すロケをやってもらいたい」と、光司氏の母でタレントの藤田紀子(72)との熱愛がかつて報じられ、ニューヨークを拠点に活動しているピース綾部祐二(42)の名前を挙げて笑わせた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、さまざまなイベントが中止になる中、山里は「(番組は)毒にも薬にもならないけど、単純に笑えるっていい。世の中が暗くて、エンタメは遊びに行ける場所が次々となくなって、テレビっておもしろいってなる」と説明。同番組について「みなさんのおもしろいものを見たいって気持ちに、全部答えられるおもしろさがあると思う」とアピールしていた。【星名希実】