NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の16日に放送された第139回の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、ドナー適合検査を受けた喜美子(戸田恵梨香)だったが、武志(伊藤健太郎)との白血球の型が一致せず、ドナーになれないことが分かった。心配した大崎(稲垣吾郎)は落ち込んだ喜美子に、同じ病の患者と家族の会の話を聞くことを勧めた。検査を受けていた八郎(松下洸平)も適合しなかったことを喜美子に伝えた。一方、武志も友人らに病気であることや余命を明かし検査を受けてくれることになった。そして武志の病気が多くの人に知られるようになり、検査を受けてくれることに武志と喜美子は感謝した。そんな時、川原家に電話がかかってきた。ちや子(水野美紀)からだった、という内容だった。