女優松下奈緒(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(木曜午後10時)の19日放送の最終回の視聴率が7・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。

前回の6・4%より0・5ポイント、アップした。

初回から8・4%、7・7%、8・4%、6・1%、7・2%、7・4%、6・0%、5・7%、6・4%、6・9%だった。

松下が演じるのは、横浜みなと総合病院に勤務する腫瘍内科医のオンコロ先生こと恩田心。事故に遭って意識不明になった夫・匠(中村俊介=44)は、関東医大中央病院で3カ月も闘ったが死亡。1人息子の蓮(桑名愛斗=8)を育てながら、関東医大中央病院から移籍してきた消化器外科医の梶山薫(木村佳乃=43)とがん診療のバディを組んで日々、奮闘している。

最終回で、心(松下)と薫(木村)は困難を乗り越え、医師として、友人として、強く信頼しあえる関係を築いた。薫は乳がん手術から5年目の検査で、再発が判明。その告白を受けた心は、2人で乗り越えようと誓い合う。しかし、薫の病状は重く、手術は難しい。それでも薫は抗がん剤治療を受けながら、外科医としての仕事を続けたいと心に頼む。

一方、心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしている。医師としての将来を思う腫瘍内科部長の阿久津(木下ほうか)にも決断を迫られるが、薫の件もあり、心は答えることが出来ない。また、研修期間が終わろうとしている結城涼(清原翔)と夏樹奈海(岡崎紗絵)も、どの科に行くか決めかねていた。

乳がん患者のの佐倉莉子(小川紗良)が化学療法室で治療を受けていると、薫がやって来た。治療を受ける薫に驚く莉子。だが、莉子もすでにがんと闘う決意に満ちている。莉子は戸惑っていた職場への病気の報告も済ませ、今はフリーペーパーの編集も手伝っていると薫に話す。そんな2人を、同じく抗がん剤治療を受けていた橘千寿子(三田寛子)が見ていた。