NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第141回の平均視聴率が18・5%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、石井真奈(松田るか)が武志(伊藤健太郎)の元へやって来た。喜美子(戸田恵梨香)は陶芸に夢中の武志に代わり、真奈と話をすることになった。そこで真奈は亡くなった祖母の経験から、武志に会いたい時に会いたいから会いに来たことを明かした。そして休憩に入った武志と鉢合わせになった真奈は、帰るように促す武志に「病気だから会わないのは納得できない。また来ます」と告げて帰っていった。数日後、展示会の打ち合わせのため家を留守にする喜美子のかわりに八郎(松下洸平)がやってきた。八郎は武志に自分独自の作品を作るようにアドバイスした。そこで武志は発熱していることが分かり、薬を飲んで寝ようとした。その時、降り始めた雨を見た武志は、何かをひらめいた、という内容だった。