今月6日に開催された「第43回日本アカデミー賞」授賞式で最優秀主演女優賞を受賞した韓国の女優シム・ウンギョン(25)が22日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜午後4時)にゲスト出演することが19日、同局から発表された。

シムは松坂桃李とダブル主演した映画「新聞記者」で、日本アカデミー賞史上初めて外国人による最優秀主演女優賞を受賞。授賞式では「(受賞できると)思わなかったので準備していませんでした。本当にありがとうございます」と涙ながらにスピーチして話題になった。

映画「閉鎖病棟-それぞれの朝-」で優秀主演男優賞を受賞した鶴瓶は、このスピーチに感動し出演を熱烈オファー。日本アカデミー賞俳優対談が実現した。

受賞後、メディア初登場となったシムは映画「新聞記者」で専門用語に苦労したという撮影秘話や、3年前から本格的に始めた日本語の話、初めて見た日本映画の話などを披露。収録を終えて「今回、鶴瓶さんのラジオに呼んでいただき、話すことができてとてもうれしかったです。大先輩にお会いできて光栄でした。また呼んでいただきたいです、また来ます!」とコメント。鶴瓶は「自分が25歳の時、海外へ行ってインタビューされていたらどうなっていただろうと思います。韓国から日本に来て、知らない土地で、あの落ち着きと精神状態でやれるというのは、親御さんのしつけと周りの環境がすごく良いんでしょうね。すてきな方やったなぁと思います。いい出会いでした」と振り返った。