米歌手マイリー・サイラス(27)が、2013年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでヌードカラーのビキニでステージに登場し、過激なパフォーマンスを披露したことでバッシングを受けたトラウマからビキニが着られなくなったと告白した。サイラスは歌手デミ・ロバートと共演したインスタグラムのライブ配信番組で、腰を低く落としてお尻をセクシーに振るトワーキングでロビン・シックと絡むパフォーマンスが大炎上したことを振り返り、「あのステージの後、皆が私をターキーと比べて悪口を言った。2、3年はショートパンツが履けなかった。ステージでもスカートを履くのを辞めたわ」と語った。

当時、サイラスが披露したヌードカラーのビキニでセックスを連想させるような卑猥(ひわい)なダンスは前代未聞のセンセーションを巻き起こし、「下品」「子供に見せられない」などと批判が殺到。ネットでは羽を抜いた調理前のターキーのようだと揶揄(やゆ)され、教育団体からも抗議を受ける事態に発展していた。共にディズニー・チャンネルのスターだったサイラスとロバートは、番組の中で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でのサバイバル生活や互いの家族、幼い頃からスポットライトを浴びる中でのボディーイメージの問題などについて語り合っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)