日本テレビの定例社長会見が23日、同局で行われ、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響が「世界の果てまでイッテQ!」など人気番組に及んでいることが明らかになった。

編成担当の福田博之取締役執行役員は「影響はかなり出ています。特に海外ロケにいく『イッテQ!』『アナザースカイ2』。どうしようかと。特に『イッテQ』の方は新しくロケに行かないと、国内ロケをすることになる」と話した。ドラマについても「外でのロケがうまく進まない。そういった影響は出ている。セットを組んでやっている」と苦悩を明かした。

イベント自粛が続くが、小杉善信社長は例年8月放送される看板番組「24時間テレビ」について「全然やる予定です。やらないといけないという我々の使命感を持っていますので」と明言した。撮影現場では検温やマスク着用、消毒徹底、マイクを共有しないなどの対策を行っているという。