英国での最後の公務から戻って以来、コロナウイルス対策でカナダの屋敷にロックダウンされた状態のヘンリー王子とメーガン妃夫妻。そんな中、チャールズ皇太子(71)がコロナウイルスの検査で陽性と判明したが、メーガン妃はヘンリー王子に、皇太子と会うために渡英することを禁じたと報じられている。

内部関係者は英デイリー・メール紙に、「メーガンはどんな状況であろうと、今は王子をどこにも行かせないと言っている」と語っている。幸いにも、皇太子の症状は軽く、現在は自己隔離中だが、陰性と判定されたカミラ夫人も付き添っていると報じられている。

関係者によると、ヘンリー王子は皇太子と連絡を取っているものの、今の状況では皇太子を見舞うことさえできず、王子とメーガン妃はともに不満を募らせているという。王子が最後に皇太子と会ったのは、今月9日に開かれたコモンウェルスデー式典でのことだった。

メーガン妃が親しい友人たちに明かしたところによると、王子はウィリアム王子やエリザベス女王とも定期的に連絡を取り合っているらしく、「世界的な危機で、家族全員、特にハリーと兄ウィリアム王子の関係がより親密になった。ハリーはカナダから、自分に出来ることは何でもすると家族に約束した」と話しているという。

現在、バンクーバー島のウオーターフロントにある屋敷でロックダウン中の夫妻だが、使用人たちには常に手袋を着用するように指示するなど、衛生対策を徹底させているという。また、隔離中でも自分たちに出来ることをしようと、地元の動物シェルターから黒いラブラドール犬を引き取ることを検討中のようだ。(ニューヨーク=鹿目直子)