NHK桑子真帆アナウンサー(32)が27日、キャスターを務める「ニュースウオッチ9」(月~金曜午後9時)を、この日の放送をもって卒業した。

同番組を17年4月から担当していたが、30日から和久田麻由子アナ(31)に代わって「おはよう日本」(月~金曜午前4時30分、土曜同6時、日曜同7時)の平日のキャスターを務める。

桑子アナは番組終盤「このニュース、どう見たらいいんだろう。皆さんはどう受けとめるんだろう。毎日、この繰り返しでした。そのニュースを、自分なりに受けとめた事を自分の言葉で伝えきる。しかも有馬さんと2人で伝えきる。このスタイルで3年間、前の番組と合わせると4年間、お送りできたことは私の宝になっています。そして、隣の席で有馬さんのおなかがキューッと鳴るのを聞けたのも私だけかなと特別な思い」と語ると笑顔を見せた。最後は「『ニュースウオッチ9』での3年間は私の貴重な経験でした。本当にありがとうございました」とあいさつした。

16年4月から17年3月まで「ニュースチェック11」でも一緒だった有馬嘉男キャスターは「メンバーが代わるんですね」と寂しそうにしていた。

「ニュースウオッチ9」は、30日から和久田アナがキャスターを務める。NHKの朝と夜の顔の看板女性アナが入れ替わる格好となる。