NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の最終回が28日に放送された。

最終回で、主演の戸田恵梨香(31)演じる川原喜美子は、息子の武志と信楽の仲間とびわ湖に出かけ、すがすがしい思いに満たされる。武志は闘病しつつも作陶を続け、そばで喜美子も陶芸に励む日々。喜美子は武志との時間を大切に過ごす。そして喜美子に強く抱きしめられる武志の姿が描かれ、2人は幸せを胸に刻むと、舞台は2年後に移り、フィナーレを迎えた。

その結末にネットでは「楽しい半年だった。すごく良かった…。力強いラスト。終わるの寂しい」などの声があがった。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描いた。24日には戸田が、30日にスタートする次期朝ドラ「エール」(同)の主演の窪田正孝(31)と都内で主演のバトンタッチセレモニーを行っている。