EXILE AKIRA(38)が31日、映画監督の佐々部清(ささべ・きよし=享年62)さんがこの日までに山口・下関市で亡くなったことを受けて、所属事務所を通じてコメントを発表した。

昨年1月公開の映画「この道」でタッグを組んでいた。AKIRAは「佐々部監督の訃報をお聞きし、突然の事に現実を受け入れられず、時間がたつにつれて、とても深い悲しみが押し寄せてきました」と訃報に驚いたという。

同作の撮影を振り返り、「日本映画界を代表する佐々部監督とご一緒させていただいたことは、自分の俳優人生においてとても貴重な時間ばかりでした。監督が常に愛情をもって現場と役者に寄り添ってくれた姿には、映画以外にも、人としてたくさんのことを学ばさせていただきました」。

また、佐々部監督からは映画撮影での再開を約束したいたといい「『また必ず一緒に映画を撮ろう!』と、キラキラした目でいつも言ってくださった熱い言葉と笑顔は、今でも自分の心の中にやきついております。いつかまた、監督から『AKIRA君、こんな映画を撮るから一緒にどう?』とお声がけいただけるような気がしてしまいます」。

最後に「また1人、日本の映画界を支える巨匠がこの世を絶たれてしまい本当に残念でいっぱいです。もっともっと佐々部監督の映画観たかったです。突然のことで現実を受け入れがたいですが、どうか天国でゆっくり休まれることを願っております。本当に、数々の素敵な日本映画をありがとうございました。そしてまたいつか必ず、泣いて笑って心揺さぶる映画を一緒に作りましょう。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。