3日に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!春休み2週連続ジブリ」(午後9時)第2夜で約2年8カ月ぶりに放送された「思い出のマーニー」の平均視聴率が7・6%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

スタジオジブリの10年「借りぐらしのアリエッティ」を手がけた米林宏昌監督の長編第2作。前作「借りぐらしのアリエッティ」は、長編映画からの引退を発表した宮崎駿監督が企画、脚本を担当したが、今回は同監督が丹羽圭子氏、安藤雅司氏と脚本も担当した。

英作家ジョーン・ロビンソン原作の児童文学で、日本では岩波少年文庫から80年に初版が発行されている。養父母の元を離れ、海辺の老夫婦に預けられて心を閉ざした少女アンナが、不思議な少女マーニーと出会い、友達になり、心を開いていく物語。同作品は67年に発表されたが、舞台を現代の日本に置き換えて描かれている。

<放送日と平均視聴率> 

2015年10月9日 13・2%

2017年7月14日 9・7%

2020年4月3日 7・6%