米ニューヨークを拠点に活動するお笑いコンビ、ピースの綾部祐二(42)が、新型コロナウイルスの感染拡大が続く現地の状況を伝えるとともに、日本の人々に向けてメッセージを送った。

綾部は10日、インスタグラムを更新。ニューヨークの現状について心配するファンの声を受け、「NewYorkerとしてお伝えさせていただきます」と書き出した。

ニューヨークでは先月12日に非常事態宣言が発令されたが、「ニューヨークのすべての人々が極端な絶望的な日々を送っている訳ではありません。ポジティブに明るく過ごしている方も、もちろんいます」とした。

その一方で、「でもこのたった数週間で、生活は確実に180度変わっています。人生が180度変わってしまった人々もいます。日々目まぐるしく色々な情報が飛び交い、この先どうなるのか分からないまま、それぞれの暮らしの中で、それぞれの不安を抱えながら生活をしていかなければならない、それが今のニューヨークです」と、混乱が続いている様子を伝え、「この現状を伝える事で、日本の皆さんの何かのお役に立てれば幸いです」とした。

また、現地に住む人々にインタビューした動画をアップし、最後にテロップで「ほんの一部の方々の声ではありますが、少しでも何か日本の皆さんに伝えられたらと思います。ニューヨークに住む我々や海外に住む多くの日本人が 自分の家族や大切な人がいる日本が同じような状況になって欲しくないと、心から願っています」とした。