薬丸裕英(54)が25日、ブログを更新し、新型コロナウイルスによる肺炎のために亡くなった女優岡江久美子さん(享年63)への思いをつづり、来月6日まで不要不急の外出をしないよう訴えた。

17年半にわたってTBS系生活情報番組「はなまるマーケット」でともに司会を務めた岡江さんをしのび、「このようなつらく悲しいことが、これ以上起きないようにするため、冷静に考えなければならないと思います」。25日から5月6日までを東京都の小池百合子知事は「いのちを守るSTAYHOME(ステイホーム)週間」と掲げている。薬丸は「こんなに悲しく、こんなに辛い思いをもう誰にもしてほしくないです。後悔したくないし、後悔してほしくないのです。そして、医療従事者の方々の負担軽減のため、医療崩壊を起こさないためにも、今日から5月6日まで不要不急の外出は控えましょう」と続けた。

前日、岡江さんの遺骨は、葬儀関係者によって自宅玄関先に置かれる形で届けられた。無言の帰宅に「その映像を見ていて胸が張り裂ける思いでした。新型コロナウイルスが本当に憎いです。怒りや悲しみの感情も消えず、気持ちの持っていき場所がない」と悲痛な思いを吐露した。

また、岡江さんの長女の女優大和田美帆(36)から連絡があったことも報告。「美帆さんこそが誰よりもつらく苦しい状況下、こちらが励まさなければいけないのに、彼女から元気をいただきました」と明かした。