NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の27日に放送された第21回の平均視聴率が21・3%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。これまでの最高視聴率は初回の21・2%で記録を更新した。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、音(二階堂ふみ)の家を訪れた裕一(窪田正孝)は、初めて音と顔を合わせた。とまどう音。裕一は光子(薬師丸ひろ子)にしばらく関内家に滞在させてほしいとお願いした。光子は受け入れるが裕一に変な気を持たせまいと音に「深入りは禁物」とくぎを刺した。翌日、音は教会や父が好きだった団子屋、父の遺骨をまいた海などを案内した。一方、福島ではいなくなった裕一を茂兵衛(風間杜夫)が探しまわっていた。居場所を聞かれた三郎(唐沢寿明)は、裕一が持っていた手紙を思い出し、店を飛び出した、という内容だった。