NHKは27日、イベント中止など新型コロナウイルス感染拡大防止のためのさまざまな措置について、現在の感染状況をふまえ、5月31日まで継続することを発表した。

継続する措置は、「全国各地で開催予定の公開番組の原則中止」「NHKの施設で行うイベントは、会館公開を含め原則として中止・延期」「スタジオパーク・放送博物館などの全面休館」など。

また、視聴者の窓口となる「ふれあいセンター」は体制を縮小し業務継続、情報提供などに対応する。NHK局内の取り組みとしては時差出勤、在宅勤務のより一層積極的な活用、入館時の体温チェック、ウェブ会議などの実施、不要不急の出張取りやめなど感染防止対策を引き続き推進していくという。

6月以降については、感染状況や政府・自治体の対応、専門家の見解などをふまえ、判断する方針。