先日、SixTONES京本大我(25)との“自宅共演”が話題となった俳優京本政樹(61)が、お笑いコンビ、インパルス堤下敦(42)のYouTubeチャンネル「堤下食堂」にゲスト出演する。同チャンネルは堤下が店長に扮(ふん)し、いろいろな料理を作るのが人気で、登録者数は30万人近くに迫る。ゴールデンウイークに10日間連続配信することになり、その第1回に、スペシャルゲストを招いた。

2人は京本と里見浩太朗(83)の初共演が話題となった昨年の舞台「赤と黒 サムライ・魂」で共演し、親しくなったという。京本は昨年から、三重・四日市市のプロモーション映像「必見・四日市」の監督、出演に携わっており、ユーチューバーでもある堤下に編集した動画を送ったりするなど、親交を深めていったという。

コロナウイルスの感染拡大は芸能界にも影響を及ぼしている。2人が電話で会話する中、堤下から「無理だとは思いますが、出演していただくことなどはできないでしょうね」と相談された京本が、四日市のプロモーションにつながるならばと快諾。京本は「こんなご時世ですから、芸能活動にもいろいろと制約がある。それでも、YouTubeを楽しみにしている人も、時代劇ファンの人もいるわけだから、自粛要請で家ですごす人のためにも、なんか僕らでできることがあるならば、何かやろうと決断しました」。

収録当日、京本は四日市のプロモ映像に登場する“四日市の翔”のいでたちで登場した。かつらなどは自ら京都から取り寄せ、メークや着物、小道具などもすべて手弁当で持参した。映像の中には、時代劇風らしくキッチンにコマが登場するのだが、それもすべて京本の手作り。慣れない手つきで釣りざおにコマを釣り糸で結び付けていた。難義していた京本は「本当なら、小道具さんがやってくれるんだけどね。でも、実際に自分でやることで、それらの仕事がどれだけ大変なのかが身をもってわかるよ」。

京本が出演した「堤下食堂」は、ボケまくる京本に堤下が突っ込みまくり、料理はもちろん映っているが、ほぼ漫才のような仕上がりになっている。