嵐のメンバーが先生となり授業や研究を発表するイベント「嵐のワクワク学校」が、オンラインで復活することが29日、分かった。ジャニーズ事務所の情報サイト「ジャニーズネット」などで発表された。

サイトでは、「『嵐のワクワク学校』は昨年の開催をもって、その幕を閉じましたが、現在の世界的なコロナウイルスの状況を受けて、ファンの皆さんにコンサートで楽しんでもらう事もできません。そんな今だからこそ『ワクワク学校』としてできることがあるのではないか? そんな思いから、嵐先生を緊急招集し、『嵐のワクワク学校オンライン』の開校が決定しました!」と伝えられた。

同イベントは東日本大震災が起こった11年にチャリティーイベントとしてスタート。以降9年連続で開催し、収益の一部を被災地や応援助成事業に寄付していた。昨年、嵐は先生役の“退任”を発表し、後進に道を譲ることを明かしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅にとどまるファンらのために復活する形となった。

「嵐のワクワク学校オンライン」は、新型コロナウイルス感染拡大に対するジャニーズグループの支援活動「Smile Up! Project」の一環として開設された、有料映像配信サービス「ジャニーズネット オンライン」で視聴できるという。初回は二宮和也先生による「今こそ感謝を伝えよう」がテーマの授業が、5月2日午後1時からファンクラブ会員向けに先行配信される予定。同8日からは一般視聴も可能となる予定だ。

ファンクラブサイトでは、動画でメンバーたちのコメントを発表した。相葉雅紀は「嵐のチャリティーイベント『嵐のワクワク学校』を今年限定で復活させる事になりました!」と報告。櫻井翔は「オンラインは新たな試みではありますが、家の中でも家族の皆さんがそろって楽しんでいただけるコンテンツをお届けしたいという思いから、このような形となりました」と説明した。

松本潤は「みんなと一緒に楽しみながら、学んでいきたいと思っています。有料という形ではありますが、楽しみながらチャリティーに参加していただけたらと思います」と呼びかけた。