NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の4月30日に放送された第24回の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第21回の21・3%

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、父三郎(唐沢寿明)は裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の結婚を古山家に認めさせることを「俺に任せとけ」と力強く引き受け、福島へ帰る。しかし、妻まさ(菊池桃子)らは反対する。

一方、裕一らが行う予定の演奏会で、音から妹梅(森七菜)は作詞を頼まれる。小説でも最後まで書くことができないという梅は裕一にアドバイスを求める。裕一は「もの作りはきっかけとつながりが必要。外に目を向けてみるといい」と言う。梅は勇気づけられ、裕一を見直す。

さらに裕一は音の歌の指導をする御手洗清太郎(古川雄大)にも演奏会への協力を頼む。会話する中で、裕一はなぜ御手洗は先生と呼ばれるのが嫌なのか尋ねる。御手洗は昔、学校で先生に「男らしくしろ」と殴られた過去を明かす。そして裕一につらい思いをしている人たちのためにも、曲を作ってほしいと期待される。