大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントは1日、公式サイトを更新し、お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一(42)に関して、事務所を脅迫した人物が略式起訴により罰金刑に処されたことを発表した。

同事件は、中岡が反社会的勢力と思わしき人物と一緒に写っている写真があり、それを週刊誌に持っていくと事務所が脅迫されたというもの。同人物が先月14日に逮捕されたことが発表されていた。

「先日ご報告させていただきました弊社に対する脅迫事件ですが、本日、被疑者は略式起訴により罰金刑に処されたとのことです」と報告。「本事件発覚後の捜査関係者の皆様の迅速な対応につき、御礼申し上げます」と伝えた。

事件について「今回の脅迫事件に利用された写真の内容も確認いたしましたが、ロッチ中岡は海水浴場にて長袖を来たファンと思われる人物と2人で写真に納まっているだけであり、いわゆるファンサービスの一環として撮影に応じたものであって、当該写真撮影につき何ら問題がないことを改めて確認いたしました」と明らかにした。

「結果として、ファンの気持ちにできる限り応えたいという中岡の思いが裏切られてしまったことは非常に残念です。弊社は今後も警察と緊密に連携し、さらなるコンプライアンスの徹底に努めて参る所存です。今回の事件を契機に、同種の脅迫事件が根絶することを願っております」呼びかけた。