ドキュメンタリー映画「精神」などの作品で知られる想田和弘監督(49)が、コロナ禍の中、“自粛警察”と呼ばれる人の特性についてつづった。

コロナ禍の中、外出や営業の自粛に応じない人や店舗に対し、一般人が私的に取り締まるなど行き過ぎた自粛監視が問題となっている。

想田監督は、そうした自粛警察とツイッター上でやりとりし、5日に「コロナ自警団とやりとりをしてわかったこと。<1>彼らは『やって良いこと』と『悪いこと』を法律とは無関係に決定し、それを守らない人間を罰する権限と資格があるとなぜか信じている。<2>その行為は正義であると信じている。<3>『医療関係者』や『命』を盾に取る(これを言えば相手は黙ると思っている)」と指摘した。

続くツイートでは「あっ、もう一個あった。<4>『命』を盾に取る割りには、『おまえがコロナにかかっても病院行くなよ』などと命を粗末にするような発言をする(笑)」と付け足した。