米ウォルト・ディズニーが、映画「スター・ウォーズ」の新作の監督を、タイカ・ワイティティ氏が務めると発表した。脚本も、映画「1917 命をかけた伝令」の脚本家クリスティ・ウィルソン・ケアンズ氏と共同執筆する。

ディズニーとルーカスフィルムは昨年、スター・ウォーズ新シリーズ3部作を22年から1年おきに公開すると発表していた。ワイティティ監督の新作が新しい物語の一部なのか、単独のような作品なのか、位置付けや公開時期などは現時点で不明。

ワイティティ氏はニュージーランド出身の監督でコメディアン、俳優でもある。17年に映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」の監督に抜てきされてヒットさせた。今年のアカデミー賞でも第2次大戦時のドイツの子どもらを描いた映画「ジョジョ・ラビット」で脚色賞を受賞するなど、評価が高まっている。スター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」でも、ドロイドの声を演じ、シーズン1の最終回エピソード8では監督を務めた。