落語家三遊亭とむ(36)が9日、リモートサービスZoomを使って落語会「第2回三遊亭とむZoom落語会」を開いた。

この日は、昼間のこどもの部と夜のおとなの部の昼夜制。昼の部はゲストにできたくん(40)と三遊亭らっ好(29)、夜の部は冷蔵庫マン(59)と三遊亭じゅうべえ(34)を迎え、それぞれ自宅から芸を披露した。

夜の部でとむは「我々、はなし家も全てと言っていいくらい仕事がとんでしまった。何かできないかという時に、この話を頂きました。すみません、(料金の)500円ください(笑い)。いずれ、なんらかの形で返しますので。お酒でも飲みながら見てください」と缶ビールで乾杯してスタートした。

16年7月に三遊亭好楽(73)に入門したスウェーデン人のじゅうべえは「今年の8月に二つ目に昇進します」。冷蔵庫マンはZoomのチャット機能を使いこなして、視聴者に合いの手を入れさせながら寒いダジャレを連発。「Zoomの機能をうまく使えた。こんな楽しいなんて。冷え冷え~」と笑顔を見せた。

東京・板橋にある実家の母親のピアノ部屋から古典の「権助提灯」を演じたとむは「うちの師匠、好楽も出たいと言っています。今月のどこかで出てもらおうと思います」と話した。

夜の部の終了後は、昼の部の出演者も交えてZoomで打ち上げ。視聴者も参加して盛り上がった。