悪性リンパ腫の闘病から4月30日に退院したフリーアナウンサー笠井信輔氏(57)が、22日にTOKYO MXで放送される朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(月~金曜、午前7時)にリモート出演することを21日、同局が発表した。笠井氏にとって、テレビ初復帰となる。

32年間務めたフジテレビを19年9月に退社。フリー転身後初のテレビ出演が同番組だった。しかし、同年12月には悪性リンパ腫と診断され、闘病生活を送っていた。

「4カ月半の長い入院生活を経て、再び『モーニングCROSS』に戻ることができて本当にうれしく思います。放送前日に寛解か治療続行かの診断が出ますので、そちらの報告もさせていただきます。どういう結果になるのか、ドキドキしているというのが本音です。入院した昨年末には、コロナのコの字もなかったので、世の中の変化に驚きながらの退院でした。入院時に思ったことなどお話できればと思います。楽しみにしています」とコメントした。

番組は、MC堀潤氏とキャスター宮瀬茉祐子氏が視聴者の気になるニュースや、緊迫する世界情勢や国内の最新ニュースなど、気になる話題を掘り下げて放送している。当日笠井氏はゲストコメンテーターとして、健康社会学者で気象予報士の河合薫氏と弁護士の佐藤大和氏と共に、自宅からリモート出演が予定されている。