俳優東出昌大(32)がNHKBS8Kドラマ「スパイの妻」(6月6日午後2時放送)に出演することが21日、分かった。

制作の発表は昨年10月に行われたが、東出の出演が明らかになるのは初めて。東出の新作の出演ドラマは今年1月期のテレビ朝日系連続ドラマ「ケイジとケンジ」以来、約3カ月ぶり。不倫騒動発覚後は初。

作品は蒼井優(34)主演で、黒沢清監督(64)が高精細の8Kカメラで撮影した話題作。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄(ほんろう)されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描くラブ・サスペンス。

東出は蒼井演じる主人公の幼なじみで、神戸憲兵分隊の隊長役。主人公の夫で貿易会社の社長を高橋一生が演じる。